カーテン選び、何を重視する?新居の窓まわりを決める5つの判断基準

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カーテン選び、何を重視する?新居の窓まわりを決める5つの判断基準

カーテン選び、何を重視する?新居の窓まわりを決める5つの判断基準

新居のカーテン選びで「種類が多すぎて、何を基準に選べばいいかわからない」と感じていませんか?カーテンは遮光性・素材・デザインなど選択肢が幅広く、さらに部屋ごとに求める機能も違うため、迷いやすいアイテムの一つです。この記事では、カーテンを選ぶときの判断基準を5つの軸で整理します。

遮光性で選ぶ

カーテン選びでまず考えたいのが遮光性です。部屋の用途や生活リズムによって、どの程度の遮光性が必要かが変わってきます。

遮光等級の違いを知る

カーテンの遮光性は1級から3級まで等級分けされています。1級遮光は遮光率99.99%以上で、ほぼ完全に光を遮断します。寝室で使う場合や、夜勤などで昼間に眠る必要がある方には1級遮光が適しています。

2級遮光(遮光率99.80%以上)は、適度に光を遮りつつも完全な暗闇にはならないレベル。朝の自然光で目覚めたい方や、子ども部屋で使う場合に向いています。3級遮光(遮光率99.40%以上)は軽い遮光で、リビングなど日中も明るさを保ちたい部屋に適しています。

遮光等級 遮光率 特徴 適した部屋
1級遮光 99.99%以上 ほぼ完全に光を遮断 寝室、書斎
2級遮光 99.80%以上 適度な遮光、朝の光は感じる 子ども部屋、ゲストルーム
3級遮光 99.40%以上 軽い遮光、明るさを保つ リビング、ダイニング

非遮光カーテンという選択肢

遮光機能がない非遮光カーテンも選択肢の一つです。自然光を取り入れながらプライバシーを守りたいリビングや、明るい雰囲気を保ちたい部屋には非遮光カーテンが合います。ただし、西日が強い部屋や、テレビの画面に光が映り込みやすい配置では、遮光カーテンを検討した方が良いかもしれません。

素材の特性で選ぶ

カーテンの素材は見た目だけでなく、お手入れのしやすさや耐久性にも大きく影響します。

ポリエステル素材の特徴

ポリエステルは最も一般的なカーテン素材で、しわになりにくく色落ちしにくいのが特徴です。家庭用洗濯機で洗えるものが多く、お手入れが簡単。価格も手頃で、新生活でコストを抑えたい方には適しています。一方で、天然素材に比べると質感がやや硬めで、高級感は控えめです。

綿・麻などの天然素材

綿や麻などの天然素材は、やわらかな質感と自然な風合いが魅力です。吸湿性があり、季節を通じて快適に使えます。ただし、洗濯でしわになりやすく、色落ちする可能性もあるため、お手入れには注意が必要。長く使い続けたい、質感を重視したい方に向いています。

機能性繊維という選択肢

最近では、防炎・防汚・抗菌などの機能を持つ繊維を使ったカーテンも増えています。小さなお子さんがいる家庭では防汚機能、キッチン近くの窓では防炎機能があると安心です。機能性を重視する場合は、どの機能が自分の暮らしに必要かを整理してから選ぶと良いでしょう。

サイズ・丈の測り方で選ぶ

カーテンは正確なサイズ選びが重要です。測り方を間違えると、見た目や機能性に影響が出てしまいます。

幅の測り方

カーテンの幅は、カーテンレールの長さではなく、レールの端から端までの「機能ランナー」の幅を測ります。一般的には、この幅の1.05倍程度がカーテンの仕上がり幅の目安。レールが200cmなら、210cm幅のカーテンを選ぶ計算です。

丈の決め方

カーテンの丈は、掃き出し窓(床まである窓)なら床から1〜2cm短く、腰高窓なら窓枠から15〜20cm下がった位置が基本です。床に引きずらない長さにすることで、汚れや摩耗を防げます。

色・柄・デザインで選ぶ

カーテンは部屋の印象を大きく左右するため、色や柄選びも重要な判断基準です。

部屋を広く見せたいなら明るい色

部屋を広く明るく見せたい場合は、白やベージュ、淡いグレーなどの明るい色がおすすめです。光を反射して部屋全体が明るくなり、開放感が生まれます。新居で家具がまだ少ない場合も、明るい色のカーテンが空間をやわらかく演出してくれます。

落ち着いた雰囲気なら深い色

寝室や書斎など、落ち着いた雰囲気にしたい部屋には、ネイビーやダークグレー、ブラウンなどの深い色が適しています。遮光性も高まり、集中したい空間や休息の場にぴったりです。

柄物を選ぶときのポイント

柄物のカーテンは部屋のアクセントになりますが、家具や壁紙との調和を考えることが大切です。シンプルな家具が多い部屋なら大胆な柄でも映えますが、すでに柄物の家具がある場合は無地や控えめな柄の方がバランスが取れます。

機能性・付加価値で選ぶ

現代のカーテンには、基本的な遮光・遮熱以外にもさまざまな機能が付いています。

遮熱・保温機能

夏の冷房効率や冬の暖房効率を考えるなら、遮熱・保温機能付きのカーテンが有効です。特に大きな窓がある部屋や、西日が強い部屋では効果を実感しやすいでしょう。エネルギーコストを抑えたい方には検討する価値があります。

家電製品選びでも省エネ性能は重要な判断基準になります。加湿器、どう選ぶ?―超音波式・気化式・スチーム式の判断基準でも触れているように、暮らしの中でエネルギー効率を意識することは、長期的な家計にも影響してきます。

ウォッシャブル機能

家庭で洗濯できるウォッシャブルカーテンは、お手入れの手間とコストを大幅に削減できます。特に子どもがいる家庭や、ペットを飼っている家庭では、汚れてもすぐに洗えるのは大きなメリット。クリーニング代も不要なので、ランニングコストを抑えられます。

防音・UVカット機能

交通量の多い道路に面している部屋なら防音機能、日当たりの良い部屋で家具の日焼けを防ぎたいならUVカット機能が役立ちます。ただし、すべての機能を求めると価格も上がるため、自分の暮らしに本当に必要な機能を見極めることが大切です。

参考になるもの

完全遮光を求める方には1級遮光カーテン

夜勤や交代勤務で昼間に眠る必要がある方、光に敏感で睡眠の質を重視したい方は、1級遮光カーテンを中心に探してみてください。厚手の生地で裏面にコーティングが施されているものが多く、遮光率99.99%以上を実現します。ただし、素材によっては硬めの質感になることや、完全に光を遮るため朝の目覚めが悪くなる可能性もあります。

お手入れ重視なら洗濯機対応のポリエステル製

家事の手間を減らしたい方、小さな子どもがいて汚れやすい環境の方は、洗濯機で洗えるポリエステル製カーテンがおすすめです。しわになりにくく、色落ちもしにくいため、頻繁に洗っても劣化しにくいのが特徴。速乾性もあるので、洗濯から取り付けまでの時間も短縮できます。

自然な質感を求める方には天然素材ミックス

部屋に温かみのある雰囲気を作りたい方、質感にこだわりたい方は、綿や麻などの天然素材が入ったカーテンを検討してみてください。ポリエステルとの混紡タイプなら、天然素材の風合いを保ちながらお手入れのしやすさも両立できます。ただし、純粋な天然素材に比べて価格が高めになることや、洗濯時にしわが付きやすい点には注意が必要です。

省エネを意識するなら遮熱・保温機能付き

電気代を抑えたい方、大きな窓がある部屋で冷暖房効率を上げたい方は、遮熱・保温機能付きのカーテンが適しています。夏は外からの熱を遮り、冬は室内の暖かい空気を逃がしにくくする構造になっています。初期投資は少し高くなりますが、長期的に見るとエネルギーコストの削減につながります。

賃貸住宅には取り付け簡単な突っ張りタイプ

賃貸住宅で壁に穴を開けられない方、引っ越しの予定がある方は、突っ張り棒で設置できるタイプのカーテンレールとセットで考えてみてください。工事不要で簡単に取り付けられ、退去時も原状回復の心配がありません。耐荷重を確認して、カーテンの重さに対応できるものを選ぶことが重要です。

まとめ

カーテン選びは、遮光性・素材・サイズ・色柄・機能性の5つの軸で考えると整理しやすくなります。まず部屋の用途に合わせて必要な遮光レベルを決め、お手入れのしやすさや質感の好みで素材を選び、正確なサイズを測ってから色やデザインを検討するという順番で進めると、迷いが少なくなるでしょう。

新居での暮らしは、クローゼット収納、どこから始める?整理を続けやすくする5つの判断基準春服、どう選ぶ?気温と生活スタイルで考える5つの判断基準のように、さまざまな選択の連続です。カーテンも同じく、あなたの生活スタイルと優先順位を明確にすることで、長く愛用できるものが見つかるはずです。自分に合ったカーテンを選ぶ参考になれば嬉しいです。

こちらも参考に

  • マットレス、どう選ぶ?―硬さ・素材・サイズの判断基準

  • 空気清浄機、どう選ぶ?―花粉・ハウスダスト対策の判断基準

  • 洗濯機、どう選ぶ?―縦型・ドラム式・容量の判断基準

この記事を書いた人

千葉みゆ
千葉みゆ

「どれがいい?」を整理する暮らし系メディア Sort Family を運営。1歳児を自宅保育しながらフルリモ勤務中の関西在住マネージャー。暮らしまわりの判断基準をお届けします。

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