子どもの水筒、どう選ぶ? 年齢・飲み口・素材別の判断基準

8分で読める
この記事には広告・PRが含まれます

子どもの水筒、どう選ぶ? 年齢・飲み口・素材別の判断基準

保育園や幼稚園の入園、小学校の入学を前に、「どんな水筒を選べばいいんだろう?」と迷う方は多いのではないでしょうか。容量、飲み口のタイプ、素材、お手入れのしやすさなど、チェックポイントが多く、売り場に行くとますます悩んでしまいがちです。この記事では、子どもの水筒を選ぶときの判断基準を5つに整理します。

容量は「年齢 × 使うシーン」で決める

水筒の容量は、子どもの年齢と使うシーンの掛け合わせで考えると選びやすくなります。

未就学児(保育園・幼稚園)なら、300〜500mlが目安です。このくらいなら小さな手でも持ちやすく、中身を入れても重くなりすぎません。通園バッグやリュックにも収まるサイズ感です。

小学校低学年は、通学だけなら500〜600mlで足りることが多いですが、体育や外遊びが増える春〜秋は800mlくらいあると安心です。通年で使えるサイズとして800mlを1本持っておき、冬場用に500ml前後をもう1本用意する「2本持ち」という考え方もあります。

小学校高学年やスポーツをしている子どもは、800ml〜1Lが選択肢に入ります。ただし容量が大きいほど水筒自体が重くなるため、「子どもが無理なく持ち運べるか」を基準に選ぶことが大切です。

飲み口のタイプを子どもの年齢で選ぶ

子ども用水筒の飲み口は、大きく4つのタイプに分かれます。

ストロータイプ

水筒を傾けなくても飲めるので、2〜3歳のはじめての水筒にぴったりです。こぼしにくいのがメリットですが、ストロー内部に汚れがたまりやすく、専用ブラシでのお手入れが必要になります。

直飲みタイプ

ワンタッチでフタを開けてそのまま飲めるシンプルな構造です。パーツが少なく洗いやすいのが強みで、年中〜小学生以降に広く使われています。活動量が多い子どもには、さっと飲める直飲みタイプが使いやすいでしょう。

コップ付きタイプ

飲み口に直接口をつけないため、衛生面が気になる場合に向いています。温かい飲み物を入れられるモデルもあり、冬場に重宝します。ただし注ぐ動作が必要なので、小さな子どもには少し難しいかもしれません。

2WAYタイプ

直飲みとコップの両方が使えるタイプです。キャップを付け替えることでシーンに応じて使い分けができます。汎用性が高い反面、パーツが増えるぶん洗う手間も増える点は知っておきたいところです。

迷ったときは、子どもの年齢と「自分で飲めるか」を基準に考えてみると整理しやすくなります。

素材はステンレスとプラスチック、どちらを選ぶ?

水筒の素材は主にステンレスとプラスチックの2種類です。それぞれにメリットとデメリットがあるので、使うシーンや優先したいポイントで選び分けるのがおすすめです。

ステンレス製は保冷・保温性能に優れ、夏でも冷たいまま飲めるのが大きな強みです。耐久性も高く、多少ぶつけても壊れにくいため長く使えます。一方で、プラスチック製より重くなるのがデメリットです。

プラスチック製は軽さが最大のメリットで、小さな子どもでも持ち運びやすくなっています。価格もステンレス製より手頃なものが多いです。ただし保冷・保温機能がなく、傷がつきやすいため買い替え頻度は高くなる傾向があります。

夏場の外遊びやスポーツが多いならステンレス製、室内中心で軽さを重視するならプラスチック製が合うかもしれません。

毎日のことだから「洗いやすさ」も大事

子どもの水筒は毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさは見逃せないポイントです。

まず注目したいのが「パッキン一体型」かどうかです。近年、サーモス・象印・タイガーの大手3社はいずれもパッキンと栓が一体になった「シームレスせん」モデルを展開しています。パッキンを外して洗う手間がなくなり、紛失のリスクも減るため、日々のお手入れがぐっとラクになります。

次に確認したいのが食洗機対応かどうかです。全パーツ食洗機対応なら、底の深いボトルを手洗いする手間が省けます。サーモスとタイガーには全パーツ食洗機対応のモデルがあります。

口径の広さもチェックポイントです。口径が広いと手やスポンジが底まで届きやすく、氷も入れやすくなります。

落としても大丈夫? 耐久性と安全性

子どもは水筒を落としたり、ぶつけたりすることが日常茶飯事です。耐久性も選ぶときの大切な判断基準になります。

ステンレス製は本体が頑丈ですが、落下時にへこむことがあります。ポーチやカバー付きのモデルを選ぶと、衝撃を吸収してくれるので安心です。タイガーの「強ゾコ」のように底部に樹脂パーツを採用したモデルもあります。

プラスチック製は落としても大きなへこみにはなりませんが、割れたりヒビが入ったりする可能性があります。

また、スポーツドリンクを入れたい場合は「スポーツドリンク対応」と明記されたモデルを選びましょう。対応していない水筒に酸性の飲み物を入れると、金属が溶け出すおそれがあります。

肩掛けストラップやハンドル付きカバーがあると、持ち運びが安定して落下防止にもなります。低学年のうちは肩掛けできるポーチ付きモデルが便利です。

参考になるもの

条件別に、選択肢として参考になる水筒を紹介します。

はじめての水筒(2〜3歳)を探しているなら:サーモス 真空断熱ストローボトル FJM-450(450ml)。

ステンレス製でストロー飲みができ、ワンタッチオープンで小さな子でも使いやすい設計です。

軽さ重視で通園用に使いたいなら:スケーター 直飲みプラスチックボトル PSB5SANAG(480ml)。

プラスチック製で約150gと軽量。キャラクターデザインも豊富で、子どもが愛着を持ちやすいのもポイントです。

小学生の通年使いに1本選ぶなら:サーモス 真空断熱スポーツボトル FJS-800F(800ml)。

保冷専用でポーチ付き。ワンタッチオープンの直飲みタイプで、ポーチの底は衝撃に強い素材を使用しています。

洗いやすさを最優先にしたいなら:タイガー 真空断熱ボトル MMZ-W060。

パッキン一体型で全パーツ食洗機対応。底ブーツ付きで耐久性も高く、スポーツドリンクにも対応しています。

直飲みとコップを使い分けたいなら:象印 2WAYステンレスボトル SP-JB06(600ml)。

キャップを付け替えて直飲みとコップの2通りで使えます。通学とお出かけで飲み方を変えたい場合に便利です。

※価格は執筆時点のものです

まとめ

子どもの水筒を選ぶときの判断基準は、「容量(年齢 × シーン)」「飲み口のタイプ」「素材(ステンレスかプラスチックか)」「洗いやすさ」「耐久性と安全性」の5つです。

すべてを完璧に満たす1本を探すよりも、「うちの子にとって何が一番大事か」を考えてみると、選びやすくなります。たとえば、まだ小さくて軽さが最優先なら素材はプラスチック。夏場のスポーツで冷たさをキープしたいならステンレスの保冷タイプ、というように優先順位をつけてみてください。

成長とともに必要な容量や飲み口のタイプも変わっていくので、「今のうちの子に合うもの」を基準に選ぶのがちょうどいいかもしれません。この記事が、自分に合った水筒を選ぶ参考になれば嬉しいです。


こちらも参考に

・食洗機、据え置きとビルトインどっちがいい? ・お風呂掃除の洗剤の選び方 ・食器用洗剤の選び方

この記事を書いた人

koMidori

「迷いを減らして、暮らしを整える」をテーマに、暮らしの選び方ガイドを発信しています。

あわせて読みたい